神社での願い事 人々の願い
ALOHA!
今日も、みなさんが笑顔になれますように。
神社でのお願い事についての続きです。
日本は、世界的に見ると、とても珍しい信仰形態が一般的です。
まず、宗教への信仰を持っていない人がほとんどです。
反面、信仰を持っていない人は、神道と仏教を受け入れています。
それだけではなくて、イベントや行事としてのキリスト教も受け入れています。
お正月に神社に初詣に行って、お葬式はお寺で、結婚式は教会という方も多いです。
あらためて考えてみると不思議ですが、現実には珍しくないです。
そんな、複数の宗教を、宗教や信仰とは違う形で受け入れる事ができる。
これって、とてもすごいことだと思います。
しかも平和裏にです。
もしかすると、日本人の自然観の中で、自然信仰、アニミズムを受け入れているDNAは、とても強く受け継がれているのではないでしょうか。
日本人のDNAを分析すると、複数のルーツのミックスだそうです。
また、縄文から弥生時代への大変革、その後も渡来人を受け入れてきました。
歴史を見ていくと、日本文化や民族性は、複数の民族や文化が融合しているのだと思います。
ですので、本来は、国家神道とは間逆なんだと思います。
そんな中で、明治政府により廃仏毀釈運動が行われる前、普通に神仏習合だった時代を考えたら、概念としては、神様も仏様も曖昧だったと思います。
それこそ国家レベルの神社やお寺は別かもしれないですが、普通に村や町にあるような神社やお寺は、きっと、なんだかよくわからないけど、ありがたい存在。
そんな感じだったのでは無いでしょうか。
ですので、普通に、お願い事ってしたと思います。
作物が実りますように。無事に子供が生まれますように。病気が治りますように。道中が安全でありますように。戦で無事に帰って来られますように。
そんな人々の願いとともにあったのが神社やお寺ではなかったでしょうか。
神社はお願いするところではなくて、お礼を言うところや、決意表明をするところであると言う方もいます。
それは、その人の向き合い方だから、それで良いのだと思います。
信仰は自由です。
神仏にどのように向き合うか。それもそれぞれの心のなかにある形で良いのではないでしょうか。
僕は、いつも、神社に行って、神様にいろんなお話をします。
その中で、自然とお願い事や希望を話しています。
mahalo
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